幕末維新の舞台

品川区

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 品川区は、古くから交通、交易の拠点として栄え、考古学発祥の地である大森貝塚など歴史に名を残す史跡も数多くあります。江戸時代には東海道第一の宿としてにぎわい、明治時代に入ってからは、京浜工業地帯発祥の地として発展してきました。そして現在、羽田空港の国際化や、品川駅へのリニア中央新幹線の乗り入れに加え、バスターミナルや水辺を整備し、再び交通と産業の拠点として重要な役割を担おうとしています。

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品川区からのメッセージ

 平成26年11月、幕末の志士「坂本龍馬」を介してつながりの深い品川区と鹿児島、京都、霧島、高知、下関、長崎、福山の各市8つの自治体が都市間交流を宣言し、災害時には相互に支援する協定を締結しました。明治維新・戦後改革に次ぐこの変革の時代をくぐりぬけるためには、各自治体が連携を深め取り組んでいくことが重要であり、大政奉還150周年プロジェクトを契機に文化・観光など各分野を中心として、相互協力をさらに充実させてまいります。

幕末維新の舞台

1. 浜川砲台(復元)

 土佐藩は嘉永6年(1853)のペリー来航を受け、翌年、下屋敷があった品川に大砲8門を設置(浜川砲台)、若き日の坂本龍馬も警護をしていたとされています。区民等の寄付によって平成27年に、浜川砲台復元事業として30ポンド6貫目ホーイッスル砲が、実寸大で再現されました。最寄駅の京急立会川駅近くには、若き日の坂本龍馬の姿を再現した「二十歳の龍馬銅像」もあります。
新浜川公園(東大井2-26-18)

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2. 伊藤博文旧宅跡および墓所

 明治39年(1906)、伊藤博文が、明治天皇から赤坂御所内のご会食所を下賜されて移築し、「恩賜館(おんしかん)」と名付け別邸としました。明治神宮造営に際して伊藤家より献納され、現在は明治記念館となっています。別邸の一部は山口県萩市にある伊藤博文旧宅地に移築、保存されています。また、別邸にあった門扉は、品川区立義務教育学校伊藤学園の門扉として残されています。伊藤は没後、別邸のあった近くに葬られ、隣には夫人の墓があります。
墓所(品川区西大井6-10-18)・旧宅跡(品川区大井3-18-9)

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3. 板垣退助墓所

 明治維新、自由民権運動で活躍した板垣退助の墓は、品川神社裏にあります。この地は従来、東海寺の塔頭のひとつ高源院の墓地でしたが、関東大震災で高源院が世田谷区に移転し、墓地だけがここに残されました。板垣夫人の墓と並び、墓の傍らには、遊説中に刺客に襲われた時に言ったと伝えられる、「板垣死すとも自由は死せず」を刻んだ碑があります。
北品川3-7-15 品川神社社殿裏

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4. 若き日の坂本龍馬像

 坂本龍馬は、土佐藩が黒船来襲に備えて立会川河口に築いた砲台の警護に当たり、この体験がもとで開国派へと目覚めたといわれています。
 時に龍馬、二十歳。この若き日の龍馬を再現した像は、ブーツではなく草履を履いており全国的にも珍しいものです。
東京都品川区東大井2-25-22

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5. 山内豊信(容堂)の墓

 幕末の四賢候と呼ばれる山内容堂は、現在の高知県にあたる「土佐藩」の殿様。政治手腕に長け、藩の財政を立て直した名君。1869年、彼が住んだ屋敷の跡に日本で始めてのビール工場ができました。
東京都品川区東大井4-8

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見どころ(名所旧跡等)

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1. 大森貝塚遺跡庭園

 大森貝塚(おおもりかいづか)は、明治10年(1877)米国人E.S.モース博士によって発見され、日本で最初に学術的に調査された日本考古学発祥の地です。庭園の敷地は国の史跡に指定され、「大森貝塚」の碑のほか、貝層標本の展示ブース、モース博士の胸像などがあります。
品川区大井6-21

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2. 品川区立品川歴史館

 品川歴史館は、郷土資料の保存と活用、区民文化の向上を目的に1985年(昭和60)に開館しました。
 日本考古学発祥の地といわれる大森貝塚と、東海道第一の宿場として栄えた品川宿を中心にした常設展示では、原始・古代から現代にいたるまでの品川の歴史を学ぶことができます。
東京都品川区大井6-11-1

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特産品

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品川職人組の逸品

 東海道の「一の宿品川」として、古くからの手仕事による伝統工芸職人が集まり、昭和63年に「品川伝統工芸保存会」を発足しました。新製品の試作・開発や、職人技術のコラボレーションを活発に行うため『品川職人組』が設立され、本物の職人に伝承されてきた技術の粋を極めた逸品の数々を販売しています。品川行灯、吉野間道織バッグ、漆竹カトラリー、江戸切子カトラリーなど。写真は江戸切子を使った世界初のカトラリーです。

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品川縣ビール

 明治2年に、品川縣知事であった古賀一平が、旧山内家下屋敷(現、大井3丁目付近)に建てた日本最初のビール工場で生産された、「幻のビール」を再現。フルーティーな味わいで人気です。

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品川巻

 東海道品川宿は海苔(のり)の産地として有名ですが、その海苔をあられに巻いて誕生したのが「品川巻」です。旧東海道を散策する時、お供には最適の一品です。